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HOTEL KARAE

​空間プロデュース

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唐津のまちづくり会社「いきいき唐津株式会社」の複合商業施設開発プロジェクトの一環として3階に新規開業したホテル「HOTEL KARAE」のキックスタート支援に携わりました。

 

クライアントの「いきいき唐津株式会社」様は、25年間映画館のない唐津の街において、映画の巡回上映を行う映画同好会「唐津シネマの会」を運営し黒字化に導いたほか、大林宣彦監督による唐津を舞台とした映画「花筐」の招致・プロデュースに携わったりと、文化事業を軸として唐津の地方創生に取り組んでいる、日本でも有数の事業化に成功しているまちづくり会社です。その想いのもと、唐津の中心地のかつては酒蔵だった建物の跡地に複合商業施設「KARAE」を開業し、その3階にて旅人を受け入れる宿泊施設「HOTEL KARAE」が生まれることになりました。

 

唐津及びその近辺の宿泊施設の競合分析を行い適切な客室ランクや客室数を算出し、収支予測を行った結果、リゾートホテルや高級旅館、もしくは格安ビジネスホテルがメインのマーケットの中で、20室程度の上質な客室と15床程度のドミトリーの融合したブティックホテルを展開することを決定。理想とする客室ランクを実現するための必要投資額の計算なども行いつつ、客室レイアウトをはじめとした建築設計

アドバイスを実施し、限られた空間の中で快適に過ごせる上、少人数の人員でもストレスなく運営ができるようなバックオフィス含めた導線設計を行いました。

 

また、館全体のネーミングやロゴデザイン、コンセプト策定、意匠決定にも参加。その上で、KARAE全体コンセプトの「重なり」を踏まえて、地域の空気感を織り込んだホテルコンセプトを検討しました。最終的に、経年変化していく唐津焼のように時が重層的に感じられる唐津という街並みや、唐津くんちの時期の高揚感と日常の穏やかさのコントラストから、「時の重なりとハレとケ」をホテルコンセプトにしました。このコンセプトを元に、各種クリエイティブを展開。キービジュアルにはモデルの武居詩織、フォトグラファーのモリシタヨウスケをアサインして、唐津の美しい自然と文化的な奥行きを感じさせるスナップを撮影。併せてティザーサイト・Webサイトの製作やプレスリリースを行いました。

 

また、少人数でも効率的に回せるオペレーション設計、PMSなどの有料システムを使わずペーパレスで行える予約・在庫・会計管理のシステム設計を行うなど、ホテル開業に関わる全ての業務を支援しました。

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公式サイト

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資料ダウンロード

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